皆さんの細胞内にあるミトコンドリア。
ミトコンドリアは身体が生きていくために必要なエネルギーを生み出す発電所の役割を果たしています。
ということは、ミトコンドリアが活性化すれば脂肪を燃焼して痩せることが出来るのか?
皆さんと一緒に検証していきましょう!
ミトコンドリアが働くためには?
身体が生きていくためのエネルギーを生み出すミトコンドリア。
ミトコンドリアがエネルギーを生み出すために必要なのが酸素と栄養素。
人間が生きるためには、呼吸して食べることが絶対必要なのです。
じゃあ、脂肪も燃やしてくれるのかな?
脂肪は、使い切れなかったエネルギーを飢餓から身体を守るために蓄えているもの。
蓄えているのは白色脂肪細胞(はくしょくしぼうさいぼう)。
しかーし、蓄えられた脂肪はそのままではミトコンドリアも使えません。
どうしましょう・・・
脂肪をミトコンドリアが使えるようにするには?
筋トレをすると、身体の交感神経が活性化!
それがスイッチとなり副腎からアドレナリンが放出!
すると、アドレナリンが脂肪細胞の分解を促進!
分解され脂肪が遊離脂肪酸(ゆうりしぼうさん)になると、血液中に流れ出します。この遊離脂肪酸がミトコンドリアによって再びエネルギーとなるのです。
ここで思い出してください。
使い切れなかったエネルギーは脂肪に戻されてしまいます・・・
作りだしたエネルギーは使わなきゃ!
結局、作り出したエネルギーは燃焼して使わないといけません。
例えば脂肪燃焼に有効なウォーキング。
30分歩くと効果があると言われていますが、実は
10分を3回
に分けても効果に大差はないという研究結果も出ています。
とにかく合計が30分になるように少しずつを積み重ねましょう!
ご参考にしてください↓↓↓
もう一つの切り札が!?
白色脂肪細胞とともにもう一つ脂肪細胞があります。
それが、
褐色脂肪細胞(かっしょくしぼうさいぼう)
この脂肪細胞、白色とは全く逆で遊離脂肪酸を燃焼してくれるんです!
褐色脂肪細胞を活性化してくれるのがHSP(ヒートショックプロテイン)。
元気のないレタスを50℃のお湯で洗う(浸す)と、シャキッとしたレタスに戻る実験を見たことありませんか?
これは、まさしくHSPの仕業。熱ストレスにより、HSPが増加し酸化を防御。鮮度が甦ったということです。HSPとは、さまざまなストレスから私たちの体を守ってくれる、ほとんどの生き物が備えている能力(たんぱく質)です。
https://www.youko-itoh-hsp.com/hsp%E3%81%A8%E3%81%AF/より引用
では、HSPはどうやって増やすのか?
それは銭湯等にあるサウナを活用することなんです!
痩せる体質になろう!
サウナで身体を温めて、水風呂で冷やす。
この寒暖差がHSPを増やすポイント!
寒暖差のストレスで褐色脂肪細胞の中に増えたHSPは、褐色脂肪細胞のなかのミトコンドリアを活性化!
遊離脂肪酸を燃焼!
この褐色脂肪細胞を活性化させておくことが、痩せる体質への近道です。
まとめ
やっぱり筋トレはキツイことですが、頑張って筋トレをすると成長ホルモンも分泌されます。
このホルモンもミトコンドリアを活性化してくれます。それだけではなく、成長ホルモンは美肌にも効果が期待出来ます!
筋トレを頑張っている方は、実は美肌の方が多いんです。もちろん、お肌の細胞もミトコンドリアがエネルギーを作って働いていますから、元気なミトコンドリアの方が良いですよね?
しかしながら筋トレはハードル高い〜!って方には、合計30分になるようなウォーキングにサウナと水風呂をお勧めします。
「継続は力なり」
ミトコンドリアを活性化して、脂肪燃焼に有効活用していきましょう!