ブドウ種子抽出物

赤ワインによる心臓保護作用は、プロアントシアニジンと呼ばれるバイオフラボノイド化合物のグループに起因しています。 プロアントシアニジンは、ブドウの種子に集中しています。 これらの化合物は、潰されたブドウ、種、茎、皮、そして果汁(必須と言われる)が樽に入っている数週間、発酵過程で赤ワインに取り込まれます。

赤ワインおよび、ブドウ種子抽出物中のバイオフラボノイドは、カテキンおよびエピカテキンと呼ばれる、2つのモノマー(または単一ユニット)化合物、およびこれら2つの化合物のさまざまなポリマー副産物による、複雑な混合物からできています。 カテキン、エピカテキン、およびブドウのバイオフラボノイドに関する試験管内研究は、それらが活性酸素除去剤であることが示されました。さらに、抗酸化物質のビタミンCおよびビタミンEより、強力である可能性さえあります。

これらの化合物は、ヒト低密度リポタンパク質(LDL)の酸化を効果的に阻害することがわかっています。 ブドウ種子抽出物も抗炎症活性を示し、そしてますます多くの研究が、毛細血管の強度を高める、さらなる役割を示唆しています。

グレープシードバイオフラボノイドの、主な供給源は、赤ワインです。 白ワインとグレープジュースには、少量のプロアントシアニジンしか含まれていません。

 

原文記事:https://askthescientists.com/qa/grape-seed-extract/

翻訳:藤田幸三

 

米国本社のUSANA Health Sciences Inc. が米国で提供している栄養製品と、日本のユサナ・ヘルス・サイエンス・ジャパン合同会社が提供している栄養製品では、配合成分が異なります。その主な理由は、各国間によって薬事法や医薬品基準等が異なるためです。

日本国内で販売している栄養製品も、米国本社が販売している製品と同様に、米国の医薬品GMP基準を順守し、且つ、米国食品医薬品局(FDA: Food and Drug Administration)に「医薬品製造施設」として認定された米国本社の自社工場で製品を生産しています。

本記事は、米国本社の情報を翻訳しつつ、日本の読者の皆様に向けて加筆・編集しています。尚、本記事の掲載内容については、ユサナ・ヘルス・サイエンス・ジャパン合同会社に確認をいただいております。

Supervisorこの記事の監修者
医師(泌尿器科・内科) 首藤直樹
医師(泌尿器科・内科) 首藤直樹
医学博士
五反田泌尿器科内科すどうクリニック院長

昭和大学医学部卒業後、NTT東日本関東病院泌尿器科医長などを経て、五反田泌尿器科内科すどうクリニックを開院

患者さんとの対話を大切に、身体・心の健康の支えとなることを心がけている

一人ひとりに丁寧に接することをモットーにしており、温かい人柄は、大きな信頼を得ている