ここに衝撃の事実があります。
2023年6月5日、東京慈恵会医科大学より
98%の日本人が『ビタミンD不足』に該当という報道発表がなされました。
ビタミンDには多くの健康効果があります。
今回は、
『万能ビタミン』と言われる所以〜『ビタミンD』を徹底分析!
と題し、ビタミンDの働きや効果効能について紹介します。
【ビタミンD】の効果効能
◉骨の健康維持
カルシウムとリンの吸収を助け、骨や歯を丈夫に保ちます。
また、骨粗鬆症や骨軟化症の予防に有効です。
◉免疫機能の強化
免疫細胞の機能をサポートし、感染症(風邪やインフルエンザなど)の抵抗力を高めます。
◉慢性疲労の改善
一部ではビタミンD不足が慢性疲労の一因とされています。
◉歯の健康維持
歯のエナメル質や歯茎の健康に寄与します。
◉筋力維持・転倒予防
筋肉の維持やバランス感覚の向上に寄与し、転倒リスクを軽減します。
◉気分の安定、うつ症状の軽減
脳内神経伝達物質に影響
一部の研究では、ビタミンDの不足と季節性うつや抑うつ状態の関連が示唆されています
◉自己免疫疾患の予防
多発性硬化症・1型糖尿病、リウマチなど、自己免疫疾患のリスク低下に関与する可能性があると言われています。
◉抗炎症作用
慢性的な炎症を抑える働きがあります。
抗炎症作用により、慢性疾患リスクを下げる効果が期待されています。
◉心血管疾患のリスク軽減
高血圧や動脈硬化、心臓病のリスクを下げる可能性が報告されています。(因果関係は研究段階)
◉がん予防の可能性
大腸がん・乳がん・前立腺がんなどのリスクを低下させる可能性があるという研究もされています。
◉妊娠中の健康維持
妊婦の免疫や骨の健康はもちろん、胎児の骨や歯の発育に不可欠で、低体重児の予防にも繋がります。
また、妊娠高血圧症候群の予防に役立つとされています。
◉アレルギーリスク低下
特に小児期におけるアトピー性皮膚炎や喘息の発症予防に関与していると言われています。
◉2型糖尿病の予防と改善
インスリン感受性の改善を通じて、血糖コントロールに役立つ可能性が研究されています。
◉皮膚の健康サポート
皮膚の免疫を整え、乾癬などの皮膚疾患に対する治療補助としても用いられています。
◉老化の抑制
細胞の健康を保ち、老化関連疾患のリスクを減らす可能性があると言われています。
◉パーキンソン病予防の可能性
神経系への保護作用の研究が進行中です。
◉睡眠の質の改善
メラトニン分泌への影響が示唆されています。
◉肥満との関連
ビタミンD不足は肥満と相関があるとされています。
◉寿命の延長の可能性
ビタミンDを適切なレベルで維持することで、健康寿命の延伸が期待されます。
【ビタミンD不足】による症状と病気のリスク
・筋力低下
・代謝低下
・肥満
・インフルエンザ
・喘息
・結核
・アトピー性皮膚炎
・花粉症
・アレルギー
・リウマチ
・骨粗鬆症
・関節炎
・骨軟化症
・くる病
・うつ
・腸の吸収不全
・腸内細菌の多様性低下
・リーキーガット症候群
・がん
・自己免疫疾患
・多発性硬化症
・認知症
・統合失調症
・高血圧
・心筋梗塞
・心不全
・末梢血管疾患
・肝不全
・腎不全
・不妊症
・新生児疾患
ほか
ビタミンDを多く含む食品の例
■動物性食品(特にビタミンD3が豊富)
・魚類(特に脂の多い魚)
サケ(鮭)サバ(鯖)イワシマグロニシン
・魚の肝油:特にタラ肝油は非常に高濃度
・卵黄
・レバー(特に牛・鶏)
・チーズ(一部の種類)
・バター
■植物性食品(ビタミンD2が含まれることが多い)
・キノコ類(天日干しされたものが有効)
しいたけ(特に天日干ししたもの)、キクラゲ、まいたけ、エリンギ
など
まとめ
ビタミンDは全身の健康維持に必須の栄養素
と言われています。
私たちの身体のほぼすべての細胞に【ビタミンDの受容体】が存在しており、ビタミンDは、ほぼすべての生理機能に関係しています。
それこそが、
『ビタミンD』が『万能ビタミン』と言われる所以です。
ぜひこれを機会に日々の生活に『ビタミンD』を取り入れてみてください。